はじめに

 本報告は、過去数年間にわたり「六號雑感」と題した日々の研究調査報告の一部をまとめて掲載したものであります。

 内容は文学館スタッフが、この我孫子に在住した白樺派の文人と地元の住民との交流について、ゆかりの関係者、および先進研究の諸先輩諸氏などからの聞き取り調査、あるいは保存されている貴重な写真画像、記念品などの提供を受け、多大なご協力をいただき作成された論評であります。

 文章内容表現などについて、いまだ十分ではなく調査途上のものも多く、今後のさらなる調査研究が必要な箇所も含まれておりますが、当館の我孫子市への譲渡移管されるこの機会に、これまでに作成された成果を中間報告したものであります。

 なお、本文は当館スタッフ全員の協力と、本文のために手賀沼の鳥の挿絵をした星崇恵さんと、本文まとめのほとんどすべてを執筆した平林清江さんの献身的な協力により作成されたことを付記いたします。

 また、ゆかりの関係者、これまでの先進研究された諸先生、幾多の貴重なお話と情報をいただいたすべての皆様に、心より厚く御礼申し上げます。

平成21年3月31日

白樺文学館  館長 佐野 力